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一般診療について

消化管寄生虫予防

当院では、特に小さなお子様や、お年をめした方がいるご家庭で動物を飼われている場合、消化管寄生虫の定期駆虫をお勧めしております。

消化管寄生虫による被害

ワンちゃん、ねこちゃんが消化管寄生虫に寄生すると、下痢や嘔吐、腹痛など、消化器症状の原因となることがあります。
避妊去勢手術は全身麻酔下で行います。術前に血液検査、場合によってはエコーやレントゲンによる心臓、肺の評価をさせていただき、麻酔リスクを調べさせていただくこともあります。

消化管寄生虫の感染

消化管寄生虫は便と共に排泄された虫卵の付着したもの、もしくは寄生虫の感染したネズミやゴキブリ、ノミ、カエル、蛇などを口にすることで感染します。
犬であれば散歩時に、室内飼いのネコちゃんだと虫やカエル、ネズミなどを口にすることで感染する可能性があり、完全に防ぐのは困難です。

糞便検査の限界

プレパテントピリオドとは寄生虫が感染してから虫卵を排泄するまでの期間のことで、この期間に糞便検査を行っても虫卵は見つかりません。
1回の糞便検査(直接塗抹法)では虫卵がいても約50%位の確率で見逃してしまうとの報告があります。

定期駆虫のすすめ

安全な駆虫薬を定期的に飲むことで消化管寄生虫の感染は防ぐことができます。糞便検査が陰性であっても、動物達だけでなく、人にも感染する可能性のある消化管寄生虫を広げないためにも寄生虫の定期駆虫をはじめましょう。

定期駆虫ガイドライン

  
時期 生後1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月 9ヶ月
駆虫 ●● ●●    
3ヶ月まで:2週間おきに1回 3~6ヶ月まで:月1回 6ヶ月以降:3ヶ月に1回
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