眼の病気は、とても多く、一般外来で来院したワンちゃんの3~4割に何かしらの眼科疾患が見つかるといわれています。これらの眼の病気を早期に発見、予防、治療を行うことで、失明を防ぐ、もしくは、眼が見えている時間を少しでも長くしてあげることができるので、早期発見、早期治療が重要となってきます。
ワンちゃんの眼科疾患は遺伝要因のものが非常に多く、犬種別の好発疾患があります。
ミニチュア ダックス |
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チワワ |
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プードル |
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ヨークシャテリア |
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パピヨン | 角膜ジストルフィー
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ウェルシュ コーギー |
ボクサー潰瘍(SCCEDs)
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シーズー | 睫毛重生
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ラブラドール レトリバー |
白内障
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ミニチュア シュナウザー |
ドライアイ
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柴犬 | ボクサー潰瘍(SCCEDs)
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マルチーズ | ドライアイ
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キャバリア | ドライアイ
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ビーグル | チェリーアイ
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ゴールデン レトリバー |
緑内障
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パグ | 睫毛重生
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アメリカン コッカー スパニエル |
ドライアイ
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シェルティー | 角膜ジストロフィー
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フレンチ ブルドッグ |
睫毛重生
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犬種別好発疾患を中心に、眼の病気の早期発見、早期治療のために、アイチェックを行いましょう!
コース | 所要時間 | 検査項目 | 特徴 |
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簡 単 コース |
20分 程度 |
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簡易的な検査となります。検査報告書に写真はありません。 |
スタンダード コース |
40分 程度 |
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ドライアイ、緑内障、白内障等ほとんどの眼科疾患を調べることができます。 |
プレミアム コース |
1時間 程度 |
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全身状態とあわせて総合的に判断し、様々な疾患のリスクなども評価します。 |
眼科神経学的検査 | 眼が見えているか、光に対する反射が正常かを評価します。 |
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眼科一般検査 | 涙量(ドライアイの評価)、眼圧(緑内障、ぶどう膜炎の評価)などを検査します。 |
細隙灯顕微鏡検査 | 瞼、角膜、結膜、虹彩、水晶体などを詳しく診ていきます。 |
フルオルセイン染色検査 | 角膜の傷、ドライアイを評価します。 |
散瞳検査 | 超音波により眼の形態的な異常の有無を評価します。 |
隅角鏡検査 | 眼内の水(房水)の出口である隅角を詳しく診ることで、緑内障などのリスクを評価します。 |
眼底検査 | 網膜や視神経の病気を評価します。 |